7月末、Roblox教材を9,800円から14,800円へ値上げしました。
値上げを告知してから販売最終日までの10日間で売れたのは19部。
そのうち11部が、値上げ前の最終日に集中しました。
最終日の売上は107,800円。
7月全体の売上333,200円のうち、約3分の1が、たった1日で生まれたことになります。
6月のリリース当初から、「動画コンテンツを追加したら値上げします」と教材内でもSNSでもお伝えしていました。
今回の値上げは、その約束を実行したものです。
ただ、9,800円の教材を販売することも、そこから5,000円値上げすることも、わたしにとっては初めてでした。
実際に値上げのマーケティングを組もうとすると、決めることがたくさんあります。
告知期間は何日設けるのか。
毎日発信するのか。
メルマガは、いつ、何回送るのか。
そこで今回は、購入していたイケハヤさんの「軍配」に相談しながら、施策を組み立てました。
最初から、すべてが決まっていたわけではありません。
売上が4日間止まった時期もあり、途中の反応を見ながら投稿を追加しています。
この記事では、最終日に10万円を超える売上が生まれるまでに、何を考え、何を実行し、どう調整したのかを振り返ります。
事前に決めていたこと
動画コンテンツ追加後、14,800円に値上げすること
無料パートは、ログイン不要で公開すること
「軍配」と相談して決めたこと
8月1日に値上げすること
X、Substack、メルマガの発信タイミング
メルマガは、告知初日と最終日の2回にすること
完成報告から始まった10日間
値上げの条件にしていた動画講義サイトが完成したのは、7月20日の夜でした。
追加した動画講義は、全部で38本です。
せっかく時間をかけて制作したのに、存在をほとんど知られないまま値上げしてしまうのは、もったいないと考えました。
そこで「軍配」に相談し、動画講義を知ってもらう期間も兼ねて、値上げまで10日ほど設けることにしました。
教材のリリースからは、すでに1カ月半ほど経っています。
数日早く値上げしても、遅く値上げしても、大きな違いはありません。
それなら、8月1日という分かりやすい区切りに合わせようと考えました。
まず7月20日の夜、Xで動画講義サイトの完成を報告しました。
この時点では、値上げ日についての具体的な案内はしていません。
すると翌21日の早朝、7月16日から売上が止まっていた教材が、1部売れました。
購入理由を確かめることはできません。
ただ、リリース当初から教材内で「動画コンテンツを追加したら値上げします」と伝えていたため、「講義が完成したなら、もうすぐ値上げされる」と受け取ってくださったのかもしれません。
値上げの条件をあらかじめ伝えておくことで、正式な告知前にも購入のきっかけが生まれるのだと感じました。
その後、7月21日の15時ごろに動画講義サイトを公開しました。
同時にXで、8月1日から14,800円へ値上げすることを正式にお知らせしました。
さらに20時には、教材に関心を持ってくださっている方、合計1,010名に向けてメルマガを配信しました。
送付先は、次の2つのリストです。
1つ目は、リリース前の事前登録者から、すでに購入者通信へ登録している方を除いた約1,000名です。
2つ目は、リリース後に再開した無料メルマガの登録者から、事前登録者と購入者通信の登録者を除いた10名です。
同じ方に重複して送らないよう整理したうえで、動画講義サイトの完成と値上げについて案内しました。
すると、配信から約1時間半後に、ほぼ立て続けに2部をご購入いただきました。
早朝の1部と合わせて、値上げ告知初日の販売数は3部となりました。
完成報告を出し、正式に値上げを告知し、最後にメルマガで届ける。
こうして、初めての値上げマーケティングが始まりました。
強く売り込まなかった4日間
その翌日から4日間、教材の売上は止まりました。
とはいえ、この期間は、値上げについて毎日強く告知していたわけではありません。
ローンチから1か月半が経ち、売上だけでなく、購入者の方による投稿やゲーム公開の動きも、少しずつ落ち着いてきていました。
その状況で、値上げだけをテーマに毎日記事を書き、連日購入を促すだけの需要があるのか。
かける労力とのバランスを考え、そこまで強く販売し続ける方針は取りませんでした。
また、発信している側の感覚としても、毎日「値上げします」と繰り返すことが、どうもしっくりきませんでした。
「軍配」に相談したところ、告知の回数を必要最低限に絞る方針で問題ないとの意見をもらいました。
その代わり、発信自体を止めたわけではありません。
話題のClaude Fable 5を使った検証や創作も取り入れながら、値上げ告知だけに偏らない発信を続けました。
23日にはFableで作ったCM動画を投稿し、続く24日には、その制作手法を紹介しました。
さらに25日には、Fableのシナリオ制作についての記事を公開し、文末で教材を案内しました。
ただ、どの投稿も一定数の方には見ていただけましたが、教材の購入にはつながりませんでした。
強く販売していなかった以上、売上が止まるのは自然な結果でもあります。
それでも、数字が動かない日が続くと、少し不安になります。
締切を7月31日にしたのは正しかったのか。
告知期間を長く取りすぎたのではないか。
予定を変えるつもりはありませんでしたが、「少し長く取りすぎたかな……」という思いは、頭をよぎりました。
カウントダウンを始めた理由
そんな停滞が続いたあと、26日に1部のご購入がありました。
さらに27日の朝にも、もう1部。
4日間止まっていた売上が、少しずつ動き始めました。
正直、このまま無風状態が続くのであれば、リマインドは控えめにしようと思っていました。
ですが、続けて購入が入ったことで、まだ検討してくださっている方がいるのだと感じました。
もう少し伝えてもいいのかもしれない。
そんなふうに、背中を押してもらった気がしました。
そこで、値上げまでの残り日数を伝えながら、教材の中身や購入者の方の実践を少しずつ紹介する、カウントダウン投稿を始めることにしました。
投稿内容は、「軍配」と相談しながら組み立てました。
ただ値上げを繰り返し伝えるのではなく、講義サイトの全体像、購入者の方が実際に公開したゲーム、動画講義の内容と、毎日違う切り口で見せるようにしました。
「軍配」と相談を重ねながら、実際に行った投稿は以下です。
7/28(あと3日):講義サイトのスクロール動画
7/29(あと2日):購入者が公開したゲームの一覧画像
7/30(あと1日):無料公開している動画講義の一部
7/31(当日朝):有料パートの動画講義の一部
7/31(当日夜):締切直前のお知らせ投稿
これらの投稿が、どこまで直接購入につながったのかは分かりません。
ただ、XやSubstackで発信するなかで、購入者の方が引用や拡散で応援してくださることもありました。
教材を作ったわたしたちだけではなく、すでに購入してくださった方も一緒に届けてくださったことが、とてもありがたかったです。
最終日に実感したリストの強さ
今回、メルマガは2回配信しました。
1回目は値上げ告知を始めた7月21日。2回目は最終日の朝7時です。
なかでも、リストの重要性を特に実感したのが、最終日の夜でした。
この日のSNS投稿は、目立って大きく伸びたわけではありません。
それでも、22時台に2部、23時台に4部と、締切前の2時間で6部のかけこみ購入がありました。
もちろん、どの発信が直接購入につながったのかは分かりません。
ただ、朝に送ったメルマガを見て、その日のうちに検討し、締切前に決断してくださった方もいたのではないかと思います。
終わってみれば、最終日の販売数は11部。
わずか1日で107,800円の売上をつくることができました。
締切があることで、購入を検討していた方の背中を押せることもある。
それでも、値上げの告知でここまで最終日に購入が集中するとは思っていませんでした。
締切に加えて、教材に関心を持ってくださった1,000名以上の方へ直接お知らせできるリストがあったことも、今回の結果につながったのだと思います。
実践がいちばんの教科書
値上げのマーケティングは、ローンチとは違うプレッシャーもありましたが、とても学びの多い体験となりました。
決断しなければならないことが多く、初めての経験だけに不安もありました。
そんな中で心強かったのが、「軍配」に相談し、意見をもらえたことです。
ありがたかったのは、何でも肯定するのではなく、マーケティングの視点からきちんと「検品」してもらえたことでした。
告知を増やすべきか、抑えても問題がないか。
どのタイミングでカウントダウンを始めるのか。
自分なりに考えた案を「軍配」に相談し、マーケティングの視点から意見をもらいました。
アイデアを出してもらうというより、自分の考えを客観的に検品してもらえたことが、今回とても心強かったです。
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値上げのマーケティングは今回でひと区切りですが、この10日間でまた一つ貴重な経験を積むことが出来ました。
今回は値上げマーケティングの記録をまとめましたが、教材をローンチした際の実践については、こちらの記事で詳しく振り返っています。
これから教材販売に取り組む方にとって、少しでも参考になればうれしいです。













